その山を見上げて

読書と思考を積み上げていきます。

歴史

『砂糖の世界史』──世界史学習に別の”軸”を持つ

私は初めて目にしましたが、かなりのロングセラー本のようです。 「砂糖」を追うことによって世界史を考えるという内容となっています。 「砂糖の歴史」と言うと、プランテーションや奴隷貿易といったあまり良い印象のないイメージがついてきますが、同じ人…

『栽培植物と農耕の起源』──世界各地の農耕

「定住」から少し派生し、「農耕」についても調べてみようかと思い本書を読みました。 本書では、世界各地の農耕の発生とともに「栽培植物自体も品種改良をされてきた」という視点が示されていました。 今回は『栽培植物と農耕の起源』を読んで、目に留まっ…

『教養としての数学史』──「数学」で見た世界史の本

たまには「数学」について知りたくなり、偶然目についた本書を読みました。 難しい解説はほとんど排除されており、主に数学者の人生や社会にもたらした影響などを中心に書かれており、歴史の本としても面白いです。 今回は『教養としての数学史』を読んで、…

『教養としての「ローマ史」の読み方』──超読みやすい”ローマ史”入門書

以前、同じ著者の『教養としての「世界史」の読み方』を読み、とても面白かったので同シリーズの「ローマ史」版も読んでみようかと思いました。 本書では、大枠としてのローマの発展から衰退までの歴史を学ぶことができます。詳細を深掘っていけばキリがテー…

『遊牧民から見た世界史』──”遊牧民”についていかに無知だったかを知る

「定住」「移動」について調べていくうちに、「ノマド(遊牧民)」という言葉に遭遇しました。そして、その「遊牧民」についての概要を知るべく本書を読みました。 本書では、「遊牧民」という視点から世界史を捉え直そう、という様な考えが提示されており、…

『歴史とは何か』──歴史は歴史家の主観がつくる

「歴史を学ぶ人の必読書」とされている本です。 かなりの難書ではありますが、「歴史」の捉え方を考えるうえで避けては通れない本であることは間違いありません。 今回は『歴史とは何か』に挑戦し、この本から何を学べるか考えてみようと思います。 書籍情報…

『銃・病原菌・鉄』──農耕生活からはじまった現代社会

世界的な名著です。 読んだことは無くても名前は知っているという方も多いのではないでしょうか? 本書は書名からはなかなか連蔵しづらい内容ですが、「人類史」に関して、文明の発展度合いに差がある理由、そして 世界が侵略する側とされる側に分かれた要因…

『スマホ脳』──現代人の脳を蝕むスマホ

ベストセラーとなった超有名な本です。 スマホにほぼ触れないという人は現代では少数派でしょう。 電子機器に疎い方か 意識的に排除している人か どちらにせよ大多数の人はスマホから多大な影響を受けていることは疑いようのない事実ですよね。そのため、ス…

『サピエンス全史』──人類の歴史を学ぶ意義

超有名な名著中の名著かと思います。 「本を何から読もうか?」と考えてみた場合、文学作品を除けば、真っ先に勧められるであろう一冊ではないでしょうか? 「人類の歴史」という壮大すぎる内容ですので、若干ハードルの高さを感じていたのですが、読み始め…

『教養としての「世界史」の読み方』──歴史との接し方を考える

「世界史」を学びたい欲求がありました。理由としては本書のタイトルにもある通り、「教養として知っておきたい」という思いからです。 しかし、日本で言う「世界史」という言葉は、「日本以外の歴史」ということです。こう言ってしまうと、極めて範囲が大き…