その山を見上げて

読書と思考を積み上げていきます。

自然科学

『カワセミ都市トーキョー』──「新しい自然」としてのカワセミ

人類活動によって絶滅した生物はたくさん存在します。 そういった内容に触れていると、「人類と他の生物との共存を実現することはできないのか?」と考えてしまいます。 本書では日本一の人口密度を誇る東京で「幻の鳥」カワセミがなぜ、どのように暮らして…

『川はどうしてできるのか』──川は低きに流れる

「地球科学」について学ぶ一環として本書を読みました。 本書では、川とはどういうものか?を考えるためのヒントが示されています。 今回は『川はどうしてできるのか』を読んで、目に留まった要素を残しておきます。 書籍情報 『川はどうしてできるのか』 著…

『山はどうしてできるのか』──山もまた循環している

「地球科学」について学ぶ一環として本書を読みました。 本書では、山の形成やプレートテクトニクスとの関わり、地形の輪廻といった視点が提示されています。 今回は『山はどうしてできるのか』を読んで、目に留まった要素を残しておきます。 書籍情報 『山…

『海はどうしてできたのか』──マグマオーシャンから始まる海

「地球科学」について学ぶ一環として読みました。 本書では、地球の誕生から現在、我々が目にする海ができるまでにどういった過程が存在していたか、という内容が扱われています。 今回は『海はどうしてできたのか』を読んで、目に留まった要素を残しておき…

『世界の海へ、シャチを追え!』──シャチの群れにも文化がある

最近、「人類と他の生物との共生」を考える機会が増え、その一環として本書を読みました。 本書では世界各地の海での観察からシャチの生態や群れの様子、環境汚染による影響といった内容が示されています。 今回は『世界の海へ、シャチを追え!』を読んで、…

『森林に何が起きているのか』──森林の現状とこれから

「地球温暖化」や「森林」について知るため本書を読みました。 本書では人間活動による森林への影響や、手入れがされなかった森林の現在の状態という様な内容が扱われていました。 今回は『森林に何が起きているのか 気候変動が招く崩壊の連鎖』を読んで、目…

『三つの石で地球がわかる』──”岩石”の入門編

地球について調べると必ず遭遇する「岩石」について知りたいと思い本書を読みました。 本書では「橄欖(かんらん)岩」「玄武岩」「花崗岩」という3つの視点から岩石の基礎を学べる本となっていました。 今回は『三つの石で地球がわかる』を読んで、目に留ま…

『フォッサマグナ』──フォッサマグはどう出来たか

「日本の地理的条件」を知りたいと思い本書を読みました。 本書では、まだ解明されていない内容も多い「フォッサマグナ」の成り立ちについての考察が提示されていました。 ここでは、『フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体』を読んで、目に留ま…

『地球規模の気象学』──大気循環を促す要素を押さえる

「気象」や「大気」、「風」といった要素について知りたいと思い本書を読みました。 本書では「コリオリ力」、「温度と湿度」、「ロスビー波」など、物理的な要因から地球の気象や大気の流れについて解説されていました。特に「コリオリ力」は気象に限らず地…

『富士山噴火と南海トラフ』──富士山の歴史と噴火の恵み

「地球科学」について漠然と広く学ぶ目的の一環で本書を読みました。 本書では、富士山の噴火による影響の考察や今後間違いなく来ると言われている南海トラフ地震との関連が示されています。またハザードマップの見方など防災に関する情報も盛り込まれていま…

『温暖化で日本の山に何が起こっているのか』──地球温暖化の影響を知ろう

「地球温暖化」を考える上でヒントになる内容があるかと思い本書を読みました。 本書では温暖化によって日本の山に起こった変化がまとめられていました。。 今回は『温暖化で日本の山に何が起こっているのか』を読んで、目に留まった要素を整理してみます。 …

『天変地異の地球学』──天変地異のサイクル

「地球科学」系の本を広く浅く読もうという一環で本書を読みました。 本書では「天変地異にもサイクルがあるのでは?」という考え方で、地球の構造、仕組、天変地異の要因の分析などが示されています。 今回は『天変地異の地球学』を読んで、目に留まった要…

『超巨大噴火と生命進化』──大量絶滅は進化につながる?

以前「大量絶滅」を読んだ流れで似た内容と扱っている本書も読みました。 本書では「大量絶滅と噴火」、「大量絶滅が進化を促した」といった考え方が提示されています。 今回は『超巨大噴火と生命進化』を読みました。 中々にボリュームのある本でしたので、…

『水の惑星「地球」』──水は地球規模で循環している

「地球科学」について漠然と広く学ぶ目的の一環で本書を読みました。 本書では、水の惑星と呼ばれる地球上での「水の役割」について内容が展開されれています。海の誕生や地球内部での循環構造など、地球規模での話が中心となっていました。 今回は『水の惑…

『森が消えれば海も死ぬ』──森林があることで海の生態系がある

たびたび目にする「森林と海の生態系の関係」を知りたいと思い本書を読みました。 昔から漁師たちの間では、魚介類を増やすためには沿岸部の森林「魚つき林」を守ることが大切だという考えが存在していたようです。 今回は『森が消えれば海も死ぬ』を読んで…

『教養としての数学史』──「数学」で見た世界史の本

たまには「数学」について知りたくなり、偶然目についた本書を読みました。 難しい解説はほとんど排除されており、主に数学者の人生や社会にもたらした影響などを中心に書かれており、歴史の本としても面白いです。 今回は『教養としての数学史』を読んで、…

『クジラから世界を考える』──見て見ぬふりは許されない”クジラ”を取り巻く情勢

何気なく手に取りましたが、「クジラを取り巻く社会情勢」を知ることができる大変刺激的な本でした。 最近は、世界から日本に対して「捕鯨を取りやめるべき」という声が上がっているというニュースを耳に数ることは多いです。 「なぜそうまでして捕鯨をする…

『大量絶滅はなぜ起きるのか』──過去の大量絶滅から学ぶ

生物の「絶滅」は、現代でもかなり叫ばれている問題だと思います。 環境省が発表している資料によれば、1500年以降、人間の活動により少なくとも680種の脊椎動物が絶滅しているとされています。 参考 環境省|生物多様性と生態系サービスに関する地球規模評…