その山を見上げて

読書と思考を積み上げていきます。

『金利を見れば投資はうまくいく』──3つの金利から景気サイクルを読む

金融系の知識を付けたいと思い本書を読みました。 本書では「金利」を介して経済状況を図ろうという視点が提示されています。 ここでは『金利を見れば投資はうまくいく』を読んで、目に留まった要素を整理してみます。 書籍情報 『改訂版 金利を見れば投資は…

『コンフォートゾーンの作り方』──コンフォートゾーンを逆手に取る

「コンフォートゾーン」について調べる中で本書を読みました。 RAS、アファメーションなど、自己啓発系の動画でよく耳にするような内容が盛沢山の本でした。 本書自体もかなり自己啓発感の強い内容ですが、本当に活かすことができれば人生が変わるような内容…

『DIE WITH ZERO』──アリとキリギリスの中間

至る所でおすすめされているのを目にする本です。 本書では「経験の配当」、「アリとキリギリスの中間」といった考え方が示されています。 新NISAも3年目に入り、投資で増やす、節約して支出を減らすといったことにばかり気が回る人も多いと思いますが、「適…

『遊牧民から見た世界史』──”遊牧民”についていかに無知だったかを知る

「定住」「移動」について調べていくうちに、「ノマド(遊牧民)」という言葉に遭遇しました。そして、その「遊牧民」についての概要を知るべく本書を読みました。 本書では、「遊牧民」という視点から世界史を捉え直そう、という様な考えが提示されており、…

『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』──ストレスへの見方が変わる本

「コンフォートゾーン」について考える過程で「ストレス」という言葉が浮かんだため、本書を読みました。 本書では、タイトルの通り「ストレスへの向き合い方」が提示されています。 ここでは、『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』を読んで、目…

『サイコロジー・オブ・マネー』──経済的自立は「時間」をコントロールするために

最近「経済的自立」について考えることが多く、良くお勧めされている本書を読みました。世間では 価値観が変わる やばい本 みたいに大げさなキャッチコピー(?)が一緒に書かれていることも多いですが、正直そんな突飛な内容ではないと思いました。むしろと…

『続ける思考』──「習慣化」の先、積み上げて見えてくるモノ?

ブログを続けていくうえで「継続」について考えることが増え、その過程で本書を読みました。 本書では「継続が趣味」という著者の考えが展開されています。 ここでは、『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』を読んで、目に留まっ…

『反穀物の人類史』──国家の誕生は”進歩”ではなく”罠”か?

「定住」について考える過程で本書を見つけました。 本書では、大雑把に言うと「狩猟採取→農耕生活への移行は果たして進歩と言えるのか?」という様な考えが展開されていきます。 ここでは、『反穀物の人類史 国家誕生のディープヒストリー』を読んで、気に…

『ノマドワーカーという生き方』──「ノマド」についてもうちょっと語ってほしかったな

「定住」について調査する一環として、一時期話題になった「ノマドワーカー」という人多たちの考え方を知りたく思い、本書を読みました。 ただ、本書ではインターネットでの情報発信で稼ぐ方法が中心であり、世のノマドワーカーが「何を求め、何を評価し、何…

『予想どおりに不合理』──人間の不合理性のパターンを見る

「人間の認知」を考える中で本書を読みました。 本書では、人間が下す判断は時として不合理であり、その不合理さは「予想どおりに不合理である」という考え方を提示してくれます。 また、同時に行動経済学への導入になってくれる本でもありました。 ここでは…

『How Google Works』──なんか息苦しそう

「Google車内はどのように動いているのか?」と興味があり本書を読みました。本書で一番目に付くのは「スマート・クリエイティブ」という言葉だと思います。これはGoogleが求める非常に優秀な人材を指す言葉です。 この「スマート・クリエイティブ」について…

『GIVE&TAKE』──”ギバー”が成功するためには

「ギバー」、「テイカー」という言葉を耳にしたことはあると思います。言葉通り「与える人」「持っていく人」という人の性質を示すのに使われる言葉です。 本書では、この「ギバー」の性質に着目し分析が行われていきます。 「成功する人は与えている」とい…

『ポジショニング戦略』──「ポジショニング」の原点?

マーケティング関連の本として手に取りました。本書では、文「ポジショニング」という考え方が提示されています。この考え方は既にマーケティングの世界でかなり普及しているようで、他の入門書でも基礎として取り上げられている内容でした。ここでは、『ポ…

『夜、寝る前に読みたい宇宙の話』──宇宙スケールで物事を見る

いままで「人類史」の本を読んできており、たまにはさらに上の「宇宙」の本に目が留まりました。本書では、「宇宙からの視点(ユニバーサルな視点)」から人間を見ようという考え方が提示されています。ここでは、『夜、寝る前に読みたい宇宙の話』を読んで…

『嫌われる勇気』──対話を通じて生き方を考える本

言わずと知れたベストセラーですね。自己啓発本を調べたことのある方なら本書の名前を知らないという方は少ないでしょう。 本書は「アドラー心理学」の本としても有名ですが、心理学の本というより考え方を生かした哲学書のような内容となっていました。 哲…

『生物から見た世界』──「環世界」に生きる生物

生物学の本としてはかなり有名だと思います。 本書では「環世界」という概念を通じて、生物や人間の認知を分析するという考え方が提示されています。これが本書の代名詞的な言葉ですね。 今回は『生物から見た世界』を読んで、目に留まった要素を整理してみ…

『歴史とは何か』──歴史は歴史家の主観がつくる

「歴史を学ぶ人の必読書」とされている本です。 かなりの難書ではありますが、「歴史」の捉え方を考えるうえで避けては通れない本であることは間違いありません。 今回は『歴史とは何か』に挑戦し、この本から何を学べるか考えてみようと思います。 書籍情報…

『銃・病原菌・鉄』──農耕生活からはじまった現代社会

世界的な名著です。 読んだことは無くても名前は知っているという方も多いのではないでしょうか? 本書は書名からはなかなか連蔵しづらい内容ですが、「人類史」に関して、文明の発展度合いに差がある理由、そして 世界が侵略する側とされる側に分かれた要因…

『移動と階級』──移動できることは当たり前じゃない

現代社会における「移動」とはどういった意味をもつでしょうか。 買い物 引っ越し 旅行 様々な移動がありますが、「移動できること」を当たり前に思っている部分も多いのではないかと思います。 本書はそんな我々に新しい視点を提供してくれる本です。 今回…

『アジャイル開発とスクラム』──自律分散組織を作れ

アジャイル開発とは、ソフトウェアを中心に採用されている開発手法でであり、 仕様に優先順位をつけ,上から順に まず短期間で動くものを作る それを繰り返し改良していく という考え方の開発手法です。 これはマイクロソフトはじめ、世界の名だたるIT企業が…

『やりたいことが見つかる世界の果てのカフェ』──自分が人生の作者

ベストセラーとして書店で見かける本です。 私にとっても、最近読んだ本の中で一番心に残った一冊となりました。 今まで読んで来た自己啓発本とは異なり、物語形式で書かれているのもまた、心に入って着やすい要因だったかもしれません。 今回は『やりたいこ…

『とにかく休め!』──休まなきゃ動けない

「休むこと」に罪悪感を持ってしまう人、多いと思います。 まだまだ止まれない まだまだ足りてない 休んだら起き上がれなくなる 置いていかれてしまう こういった思いで頑張り続けているのではないでしょうか。 とはいえ、人間は永遠に動き続ける事はできま…

『頭のいい人が話す前に考えていること』──社会的知性と思考の深さ

とても魅力的なタイトルです。 本ブログは「自分の浅さを埋めるため」に始めています。本書はその目的達成にかなり近づくような手法を提供してくれる本でした。 先に書いてしまうと、私は読んでよかったです。 今回は『頭のいい人が話す前に考えていること』…

『スマホ脳』──現代人の脳を蝕むスマホ

ベストセラーとなった超有名な本です。 スマホにほぼ触れないという人は現代では少数派でしょう。 電子機器に疎い方か 意識的に排除している人か どちらにせよ大多数の人はスマホから多大な影響を受けていることは疑いようのない事実ですよね。そのため、ス…

『ネットで、「女性」に売る』──潜在ニーズと伝える努力

現在マーケティングに関する本を読んでおり、本書が5冊目となります。ブログ運営の参考情報として読み進めています。 マーケティングの世界では「女性に売る」ことについてかなり研究されているようです。その結果から得られた原則であれば、ある種普遍的な…

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』──ミニマリズムとは「幸せ」の過程

日本人ミニマリストの代表格である佐々木典士さんの著書です。 「ミニマリズム本」の中でもとくに有名ですので、読んだことがある、読もうと思っているという方も多いのではないでしょうか? 今回は『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読んで、ミニマリ…

『より少ない生き方』──それは自分の人生をコントロールすること

ミニマリスト 数年前にブームになった言葉ですね。 You Tubeでも「ミニマリスト」「ミニマリズム」「ものを減らす」というような発信をされている方が大勢います。 しかし、ブーム火付け役となった本書を直接読んでいない方もいるのではないでしょうか。やは…

『書評の仕事』──書評の真髄と「書く」こと

前回は『遅読家のための読書術』という本を取り上げました。 bookandthink.com 今回も同じく、年間700冊以上の書評を書いている書評家である印南敦史さんの本となります。 『遅読家のための読書術』は「読む」ことについての本でした。 そして、今回は「書く…

『遅読家のための読書術』──宝物を探す読書をしよう

本書を読んだのは少し前ですが、私の大好きな本です。 「読書」に関する本はたくさんありますが、「遅読家のための」というのは初めて見たように思います。 著者は年間700冊以上の書評を書いているという書評家の方です。当然、最低でも700冊は本を読んでい…

『14歳からの社会学』──著者の人生観と社会学?

今回は「社会学」をテーマにして本を探してみました。 特に内容を調べることなく「14歳からの」というタイトルで「入門用かな?」と思い手に取りましたが、大人の私からしても中々難しい本でした。少なくとも14歳の私であれば最後まで読み切ることができなか…