「休むこと」に罪悪感を持ってしまう人、多いと思います。
- まだまだ止まれない
- まだまだ足りてない
- 休んだら起き上がれなくなる
- 置いていかれてしまう
こういった思いで頑張り続けているのではないでしょうか。
とはいえ、人間は永遠に動き続ける事はできません。十分に頑張った自分を認めて「休む」ことも重要です。
今回は『とにかく休め!』を読んで、休める人間を目指したいと思います。

- 著者
- Testosterone
- 訳者
- -
- 出版社
- きずな出版
- 発行日
- 2024年1月31日
この本について
どのような本か
真面目で頑張りすぎてしまう人のために、「休むマインドセット」を提供してくれる本です。内容としては
- 「休むこと」の大切さ
- 「休む」罪悪感を消す言葉
- 人付き合いの割り切り方
といったアドバイスが88個掲載されています。
どんな人に向いているか
- 【向く】休むことに罪悪感を持つ人
- 【向かない】だらけて生きている人
本書は基本的に「頑張っているのに休めない」に対する内容が多いです。
普段からだらけて生活しているが読むと、若干後ろめたさを感じることになるかも??しれません。
私的要点
- 1
①7時間睡眠
②定時就寝定時起床
③健康的な食生活
④週2~4回の運動 - 2
一日頑張ったあなたには休む権利がある!
- 3
自分を大切にして生きていけばいい
所感メモ
本書を選んだ理由
著者のTestosteroneさんについては、以前から知っていました。
もう何年も前ですが、私が就職活動としていた頃、行き詰まりを感じて気が滅入っていた時にTestosteroneさんのTwittet(現X)の投稿を読んで元気をもらっていました。
それから何年か経ち最近、書店で本書を見つけました。
開いてみると、当時自分を元気づけてくれたあのメッセージたちが載っており、買わざるを得なかった。という次第です。
感想
著者のメッセージから元気をもらえることは既に実証済です。
頑張ること自体は悪いことではないですが、「休めなくなってしまう」ことは大問題です。本書を読むと、少しだけ「休む」ことを戦略的に見られるようになりました。
それ以外にも人間関係に関するアドバイスの章も設けられており、心を楽にしてくれる本だと言えます。
笑顔とユーモアを忘れずに
ここからは、私の好きなメッセージをいくつか取り上げていきます。
これ超重要なんだけど、深刻な問題を解決するためにあなた自身が深刻になる必要はないんだよ。
むしろ真逆。どんなに深刻な状況でも笑顔とユーモアを忘れずに気楽にやったほうが何事もうまくいく。
だからどうか肩の力を抜いて。深呼吸して。
暖かい飲み物でも飲んでホッと一息ついて。気楽にいこうね。
『とにかく休め!』P.37より引用
私は結構こういった「深刻な問題」にぶち当たった際は、
視野が狭くなり、ひたすら慌てて、落ち込んで…という人間ですので、これはとても刺さりました。
なかなか人間の性質は変えられるのもではないですが、「気楽にいこうね」という言葉にはかなり救われる思いがします。
こういうところが本書の好きなところです。
仕事の悩みを引きずるな
これも私の大好きなメッセージです。確かこれは著者のTwitterでも見たような記憶があります。当時から心に残っていました。
【超大切なお知らせ】
勤務時間外に仕事の悩みや職場であったイヤなことを考えても給与は1円も発生しません。自宅で仕事したり職場のことで悩むとか人生の損失です。仕事や職場の心配は勤務時間中に給料をもらいながらした方が断然お得。明日のことは明日悩めばいいので今夜はうまいもんでも食べてさっさと寝ましょう。
『とにかく休め!』P.117より引用
これはとても大切です。気分の切り替えの話ですね。
「勤務時間外に悩んでも問題を解決する方法は無い」はずなのですが、私も時々この事実を見失ってしまいます。
そういった方、他にもいると思います。
仕事が終わったらスパッと切り替えて休みましょう。
どのような労働形態の方も同じです。時間にメリハリをつけ、仕事が終わったら余計なことは忘れてスパっと休みましょう。
結論
- 自分を大切にして、頑張ったら「休む」
- 「休むこと」に抵抗を感じる方は読む価値あり
発展を考える
基盤が固まれば揺るがない?
ベストセラー『スマホ脳』では、「スマホの普及によりメンタル不調が増加している」という内容が書かれています。
そして、併せてメンタル不調の対策となる方法が挙げられています。
該当箇所を引用してみます。
(前略)ほとんど全員が元気になれるようなコツがいくつかある。睡眠を優先し、体をよく動かし、社会的な関係を作り、適度なストレスに自分をさらし、スマホの使用を制限すること。個人的には、もっと多くの人が心の不調を予防することが解決策だと思っている。
『スマホ脳』P.235より引用
『スマホ脳』の著者は精神科医の方ですので、メンタル不調については専門家でしょう。
本書『とにかく休め!』でも運動・睡眠・食事をまず整えろと書かれています。
①7時間睡眠
②定時就寝定時起床
③健康的な食生活を心掛ける
④週2~4回の運動(散歩でも効果は抜群!)
『とにかく休め!』P.3より引用
『スマホ脳』と全てがかぶるわけではないですが、結局のところ凡事徹底。
人間としての生活の基礎が整っていれば心も安定していくということでしょう。
目の前の課題で頭がいっぱいになりがちな私たちですが、人間として基盤となる部分が揺るがされることがないよう、まずは生活を整えるべきですね。
関連する読書メモ
・『スマホ脳』
基本的には「スマホ普及が脳に与える影響」について考察する本です。
しかし、ストレスの仕組み、脳の進化の歴史、ストレス対策といった内容に注目した読み方をしても大変面白い本だと思います。さすがベストセラー本です。本書と一緒に読んでみてはいかがでしょうか。
気になった言葉
後日調査したらリンクを追加予定です。
- ゴリラ
- 睡眠
ひとこと
繰り返しになりますが、私自身も何度か救われたメッセージたちが載っています。
私は『思考の整理学』の外山滋比古先生の教えに従って「愛読書」のようなものはできるだけ作らないようにしているのですが、本書は時々読み返すような気がしています。
気分が落ち込んでいるときにパラパラめくるだけでも元気がもらえる良い本だと思います。
ちなみに、本書には
心にゴリラを忍ばせろ
『とにかく休め!』P.108より引用
こういったアドバイスもあります。それで図太く生きようぜという趣旨のアドバイスとなっています。
しかし、実際のゴリラは結構繊細でメンタルが弱い生き物らしいです…
ゴリラについても一度しっかり調べてみたいですね。